ポルトガル語・接続法半過去 Subjuntivo/Conjuntivo pretérito imperfeito

 

接続法未来形の次は、これも日常普通に使われる接続法半過去です。

 

trilingual.hatenablog.com

 

フランス語では接続法未来形は存在しないし、接続法半過去も今はもう無いに等しいのでこの活用を勉強しない人もいるのではないか、と思うけれど、ポルトガル語ではしっかり現役で活躍しています。なので覚えないといけません。

 

 

 接続法半過去形の活用

接続法未来形と同じく、接続法半過去形も活用の元になるのは単純過去形の3人称複数形です。

規則動詞の接続法半過去の活用

規則動詞 comprar の場合、まず単純過去形は、

eu comprei

tu compraste

ele comprou

nós comprámos

vós comprastes

eles compraram

この最後の3人称複数の活用形から -am を取った形を不定形と見なし接続法半過去の活用を作ります。

que eu comprasse コンプラッス)

que tu comprasses コンプラセッシュ

que ele comprasse コンプラッス)

que nós comprássemos コンプラッセモシュ)*アクセント注意

que vós comprásseis コンプラセイシュ) *アクセント注意

que eles comprassem コンプラッセン)

かなり不思議な形と音になりましたね。不定形から最後の -r と取り、そこへ、

  • eu  -sse
  • tu  -sses
  • ele  -sse
  • nós  -ssemos
  • vós  -sseis
  • eles  -ssem

を付けます。

  1. 接続法未来形と同様に、単純過去形が元になります。
  2. 接続法未来形は不定形にそのまま活用の語尾を付けたけれど、接続法半過去では、語尾の -r は取ります。
  3.  また接続法未来形と同様に、接続法半過去形も規則動詞に関しては不定詞にそのまま上の活用を付ければよい。

規則動詞 chegar の接続法半過去の活用は、

que eu chegasse (シェガッス)

que tu chegasses (シェガッセシュ)

que ele chegasse (シェガッス)

que nós chegássemos (シェガッセモシュ)

que vós chegásseis (シェガッセイシュ)

que elels chegassem (シェガッセン)

規則動詞に関しては難しくありませんね。

 

 単純過去形の形が変わる動詞の接続法半過去の活用

では、単純過去形の形が変わる動詞では、

 

poder の単純過去形は、

eu pude

tu pudeste

ele pôde

nós pudemos

vós pudestes

eles puderam

この puderam から 3人称複数を表す -am と取った puder を不定詞と捉えて接続法未来形の活用は、

que eu pudesse (プデッス)

que tu pudesses (プデッセシュ)

que ele pudesse (プデッス)

que nós pudéssemos (プデッセモシュ)

que vós pudésseis (プデッセイシュ)

que eles pudessem (プデッセン)

となります。

接続法未来形と同様、単純過去形の活用をしっかり覚えなければいけません。

 

動詞 dar の場合、単純過去形の3人称複数形は deram なのでそこから -am を取った der を不定形と見なして、接続法半過去は、

que eu desse

que tu desses

que ele desse

que nós déssemos

que vós désseis

que eles dessem

となります。

 

もう一例、

動詞 estar の単純過去形3人称複数形は estiveram よって、接続法半過去形は、

que eu estivesse(シュティベッス)

que tu estivesses(シュティベッセシュ)

que ele estivesse(シュティベッス)

que nós estivéssemos(シュティベッセモシュ)

que vós estivésseis(シュティベッセイシュ)

que eles estivessem(シュティベッセン)

 

音にかなり特徴があるので、耳で聞いても「あ、いま接続法半過去使った」と認識しやすいです。

 

では、その接続法半過去が使われる場面は?

 基本は簡単、接続法が使われるところでそれが過去に関することになれば、そこが接続法半過去になります。

現代フランス語では、そのまま接続法現在形が使われるところです。

 接続法現在 ⇨ 接続法半過去 (時制の一致)

É necessário que vocês saiam cede de casa.

Era necessário que vocês saíssem cede de casa.

 

Tenho pena que não estejas presente.

Tive pena que ontem não estivesses presente.

 

Eu quero que tu venhas jantar a nossa casa.

Eu queria que tu viesses jantar a nossa casa.

 

se+接続法半過去形、仮定法過去 

もし~だったら~だったのに、のいわゆる仮定法過去で接続法半過去は使われます。

もし~なら~します、というこれから未来へ向けての仮定の時は接続法未来形です。

 

Se eles saíssem mais cede, tinham chegado a horas.

  (S'ils étaient sortis plus tôt, ils seraient arrivés à temps)

(もしもっと早く出ていれば、時間通りに着いたのに)

 

Se eles puderem sair mais cede, chegarão a horas.

  (S'ils pouvent sortir plus tôt, ils arriverons à temps)

(もし早く出られれば、時間通りに着くでしょう) 

 

Estava presente se fosse necessário.

  (Je serais présent si c'étaint nécessaire)

(もし必要だったら出席したのに)

Estarei presente se for necessário

  (Je serai present si c'est nécessaire)

(もし必要なら出席します)

 

Se fosse possível, ontem tinha vindo contigo.

  (Si c'était possible je serais venu avec toi hier)

(もし出来たら昨日君と一緒に行ったのに)

 

Se for possível, virei contigo amanhã.

  (Si c'est possible, je viendrai avec toi demain)

(もし可能なら明日君と一緒に行きます)

 

まとめ

そもそもの接続法の概念を理解することから始まって、半過去形があり未来形があり、正直初めは面倒です。

でもこの接続法こそ、ポルトガル語ポルトガル語らしくしている部分でもあります。

 この活用が自然に出てくるようになれば、微妙なニュアンスも表現できるようになります。

楽しんで習得して行けたらいいですね。

 

 

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