英語・フランス語・ポルトガル語な日々………そしてドイツ語が加わる

時に必要にせまられ、時に興味からいくつか言語を勉強しています。

ポルトガル語のPalavrão

汚い言葉、罵り言葉(palavrão)などが存在しない言葉はない。

もちろんポルトガル語にもそれには事欠かない。

フランス語でも英語でも汚い単語、表現というのは限りなく存在するけれど、僕はそれらをあくまで受けが狙える状況にある、という時にしか使いません。

 

ただ、自分では使わなくても、それを聞いたりまたもしかしたら何かの場面で言われる可能性はあります。その時に、相手が何を言っているのか理解できることはとても重要だと思うので、ここに機会があるごとにポルトガル語の汚い言葉、また汚いとまでは行かなくともかなり砕けた表現など、覚えるたびに並べてみたいと思います。

 

cagão/cagona

動詞 cagar から派生したものだと想像するけれど、この動詞が「糞をする」という意味なのでどう考えても誉め言葉ではないですね。

大きく意味は2つ、

「臆病者」か「傲慢な」

人を見下す態度をとる人を話題にして、Que cagão!, É cagona, esta senhora. などと使われます。

 

ちなみに、お高く留まった女性を評する言い方に、

A tia de Cascais(ア・ティア・ドゥ・カシュカイシュ)というものがあります。

Cascais(カシュカイシュ)はリスボン近郊の高級リゾート地、tia は伯母(叔母)さん、またはある年代以上の女性全般の意味で、上から目線な態度をとる女性に使われます。

日本なら「山の手の奥さま」などが近いでしょうか。

ただ、女性だけで おじさんという意味の tio de Cascais という言い方はされません。

あくまで女性だけです。何故でしょう??

 

caramba!

これは汚い言葉というわけではありません。驚いたり、何か失敗したりした時に使われる間投詞です。ああ!、ちぇっ!、まぁ!こんな感じ。

フランス語の zut! 英語のGosh! のようなノリですね。

 

palhaço!

この単語自体は「ピエロ、道化師」という意味で悪い意味はないけれど、何かいざこざがあった時に、相手に És um palhaço! と言えば「お前は詐欺師だ!」になります。

 

Falta-lhe o pau!

いつも刺々しい、性格のあまりよろしくないある女性の話をしていた時に、その時会話をしていた別の女性から一言。

falta (faltar) は~が足りない・欠けている、~が必要、pau は普通は棒という意味。

彼女には棒が必要なのよ(棒が足りないのよ)。

意味は想像にお任せします。

 

 

面白い単語、表現を見つけたら随時ここにアップしていきます。

 

 

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