ポルトガル語・"e"の発音

今回は"e"の発音を見ていきましょう。

前回の"o"同様、ちょっと発音が変則的です。

 

"e"の3通りの発音

アルファベットでは「エ」と発音されます。

                      *太字は全てアクセントのある場所です。

  • 単語中の"e"、又は単語末のアクセントがある"e"は本来の音「エ」と発音

cebora(セーラ)玉ねぎ

geleira(ジェイラ)氷河

literatura(リテラーラ)文学

padeiro(パイル)パン屋 *語末の"o"の音に注意

beber(ベール)動詞「飲む」 などなど…

 

  • アクセントのない語末の"e"は非常に弱い「」と発音

Algarve(アルルブ)ポルトガル最南地方 (アルガルベ)

noite(イツ)夜 (ノイテ)

doce(ース)甘い、お菓子 (ドーセ)

Boa tarde(ア・ドゥ)こんにちは(午後に使用) (ボア・タルデ)などなど…

 

  • そして、~と~、という並列を表す"e"(英語のand)は「イ」と発音

doce e salgado(ース・イ・サルードゥ)甘いものと塩味のもの (ドーセ・エ・サルガード)

*語末の"o"の音に注意

 

 "o"の「ウ」と "e"の「ウ」

あまり神経質になることもないのですが、自分が初めうまく使い分けられなかったのが、アクセントがない時の"o"と"e"の「ウ」

 

感覚的には"o"の「ウ」はしっかりと発音されるのに対し、"e"の「ウ」は非常に弱くと発音されます。場合によってこ"e"の「ウ」は発音しなくても通じます。

それくらい、音として弱いということです。

フランス語が分かる方は、無音のe(e muet)と同じと考えてもらって差し支えないと思います。

vendo(動詞“売る”の直説法一人称単数形eu)ヴェンドゥ (ヴェンド)

vende(動詞“売る”の直説法三人称単数ele, ela, você)ヴェドゥ (ヴェンデ)

*この2つの発音の違いを表記するのは難しいのですが、vendoは語末の“ドゥ”までちゃんと発音し、vendeは"d"だけを発音し"e"は省略するくらいのつもりで発音。

 

それでも、どうしてもvendoとvendeの違いが聞いて分からない、という時は文脈から推測、あるいは臆せず相手に質問する。

そして、2つの発音が出来ない、という時は主語を付けて相手に理解させる。

そのうちに聞き分けも発音も出来るようになります!

 

「é」と「ê」

*これは補足です。

実はポルトガル語で「エ」の音には2通りの発音がありえます。

é eの上にこのようなアクセントが付いているときの音を発音記号で表すと

ê eの上にこのようなアクセントが付いているときの音を発音記号で表すと

 

 は開音(口をやや広めに開けて“エ”と発音)、は閉音(口をやや閉じ気味に“エ”と発音)。

文法上は2つの違う母音としてカウントされます。

が、はっきり言って気にせず「エ」と発音して全く問題ありません。

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