ちょっと変わったポルトガル語の曜日の表現
ポルトガル語での曜日表現です。
これは他の近隣の言語と全く違う言い方します。
月曜日・Segunda-feira(セグンダ・フェイラ)
火曜日・Terça-feira (テルサ・フェイラ)
水曜日・Quarta-feira (クアルタ・フェイラ)
木曜日・Quinta-feira (キンタ・フェイラ)
金曜日・Sexta-feira (セイシュタ・フェイラ)
土曜日・Sábado (サバドゥ)
日曜日・Domingo (ドミング)
feira とは「市、定期市、縁日」のことです。それに序数が付いて曜日を表します。
つまり、月曜日・Segunda-feira は「2番目の市」、火曜日・Terça-feira は「3番目の市」、という意味です。
これは慣れるまで初めはなかなかの曲者で、例えばいきなり Quinda-feira と言われても、
「え~と、Segunda(2番目)が月曜日だから、3つ目、4つ目、5つ目、あっ、木曜日ね。」と数えることになります。
特に月曜日が1番目ではなく2番目いうのがネックです。
土曜日と日曜日はスペイン語と全く同じのに、なぜ月曜日から金曜日までこのように曜日を数えるようになったのか謎です。
ちなみに月曜日から金曜日までは女性名詞、土曜日、日曜日は男性名詞です。
曜日の表現には前置詞、"em" か "a" が使われるので、
na segunda-feira / à segunda-feira
no sábado / ao sábado
となります。
* na = em + a / no = em + o
à = a + a / ao = a + o
"em"は週の内の何曜日かを表す一般的な前置詞であり、"a"は毎週繰り返されることに使わる、という程の差があるようです。
João vai chegar na terça-feira.(ジョアォンは火曜日に到着する。)
A loja está encerrada à terça-feira.(その店は火曜が定休です。)
会話では"feira"の部分は省略されて"segunda","terça"...だけで表現されるのが一般的です。